SoundsScanningTherapy®物語
ある波動機との出会い
2005年のある夏の日に、「私の母親に、特別な結果がでたという体験があったので、柚香里さんに是非見せたいものがある」ということで、20年来の親友からの連絡。
向かった先は、神奈川県某所の駅からほど近い、邸宅の一室で、お医者さんが出迎えてくれて、紹介されたのが「NEW SCAN®」(=Sounds Scan®)という波動機でした。当時は、ヘッドフォンではなくスタンドライトのような形で、ライトで照射するような形のものでした。
私の体がその範囲から外れると、機器が自然と止まることに、不思議さと信憑性を感じる体験でした。
親友のお母さんは、介助無しでの外出や、10年以上居住地から離れる事は無い状態でしたが、北関東から神奈川県まで通う気力を得られる様になられました。体験後は、自分で歩いてみたいと言われたり、家族が、驚く様な変化を得られたとの事でした。
一方、私はとても元気だったこともあり、体験後も、特段、変化を感じることはできませんでしたが、面白さと目が離せないくらい魅力を感じている自分がいました。
その時、親友に「この波動機を事業としてやっていかないか」とお誘いいただいたのですが、男の子を育てながら、服飾のスタイリストをしていたこと、また、魅力的なものなので、片手間でやるには時間が足りないと感じ、親友の応援をしつつ、それきりになっていました。
波動機との再会
そして、子供も大学に入学し、子育てもひと段落し50歳を迎えた時、「悔いなくやり残したことのない人生にしたい!」そんな、思いが浮上した時に私の目の前のスクリーンに映し出されたのが、親友から紹介された波動機でした。
「これはGOだ!」と直感で感じ、 すぐさま、波動機を購入しようと親友へ、連絡。
当時、親友が勤めるNEWSCANの輸入元企業では、代理店を限定していこうという議論があり、最後の代理店をどこにするかという話になっていたそうなのですが、親友の勧めと会長からも心に残る存在となっていたこともあり「これも波動ですね、一緒にやりましょう!」ということで、代理店契約をすることができました。
そして、周囲に「波動機を用いた事業を始めることにしたの!」という話を事ある毎にしていたら、「柚香里さんが何かやるんだったら投資したい!」と五人ぐらいの友人が出資をしれくれて、自己資金と合わせて波動機を購入することができました。
今、振り返ると購入準備をしている時に、どのように波動機を使ったビジネスをどのように伝えるのを必死に考えていたことが、サウンズスキャニングセラピー構想にインスピレーションを与えてくれました。
※「SoundsScan®」は、日本の輸入元企業をつうじ、ロシアの製造元企業からの独占販売権を得ています。
以後、機器名を「Sounds Scan」に統一をさせていただきます。
サウンズスキャニングセラピーのスタート
創業当時は、六本木に住んで未だ服飾のスタイリストとして多忙でしたし、息子も年頃でしたので、自宅の直ぐ裏手に、意を決して、小さいながらも住居とは別に部屋を借りる事にしました。
子供がいるということも有りましたが、頻度高くこの波動機を使いたい気持ちも大きかったです。
どの様に収入になるか、予測もつかない状況でしたが、夜中の火事の第1発見者になった気持ちで、兎に角ビジネスホテルのシングルルーム位の小さな部屋を借り、2012年9月に非公開でサウンズスキャニングセラピーはスタートを切りました。
キャッチコピーは「六本木新習慣!サウンズキャニングセラピー」
資金も限られているので、センスで勝負!豪華じゃなくても心地の良いインテリアを集めて、環境を作っていきました。
入室していただくと「うわぁっ」と言って、感動して頂いたことは今でもよく覚えています。
しかし、当初はスタイリストとサウンズスキャニングセラピーの社長業とスタッフの教育の掛け持ちで、お客様を集めることにとても、苦労しました。
知り合いにから声を掛けていったのですが、ただでさえ、分かりづらい波動機という存在に加え、感性で生きてきた私の説明に、理解をしてくれる人も少なく「とにかく一度見に行く」と言ってくださり、訪問していただくという、ゴールのないマラソンをしているようなスパイラルを繰り返していました。
セラピストではなく【オペレーター】
「セラピストや専門家が対応するのでは無く、波動機に何ができるか、何処まで可能性を伝える立場であるか、人はあくまでもオペレートする立場」と直感的に感じました。
服飾のスタイリストとしては、現場に私が居ないと成り立たない場面が多く、限界を感じていましたし、サウンズスキャニングセラピーに於いても、お客様が私に会いに来て下さるのでは、Sounds Scanの普及に繋がらないと考え、Sounds Scanの素晴らしさによりスポットを当てる様、日夜考えて参りました。
そうした、私がいないとどこの現場も成り立たないという苦いスタイリスト経験と、当初から、このSounds Scanを世の中に普及させたいと考えていたこともあり、誰にでもできる体制を作ることにしました。
オペレーターには「結果はSounds Scanに聴く」ことに徹するよう、指導し続けました。
オペレーターは、体について詳しくはなって参りますが、体の『専門家』では無い事を踏まえて、素人判断や診断ごっこはせず、謙虚にSounds Scan に聴く。この立ち位置に徹底して貰うことに努めました。
「個人的な見解を語るセラピストではなく、ロシアが国家予算を活用して開発した、体験したほとんどの方が内側からの体感を得ていただけるSounds Scanを引き立てる名司会者になりなさい」
Sounds Scanが導き出す結果を個人的見解を入れず、お客様に如実にお伝えする立場であること。
Sounds Scanという素晴らしい機器を扱わせて頂く立場だからこそ、お客様をお迎えするマナーを重んじる。分かりにくい説明にも拘らず、わざわざお時間を割いて、お支払いをいただくことに最大級の感謝を表現するためには、どうしたらいいのかを日夜考えていました。
ご興味の薄い方に説得したりするモノでは無く、この様なモノを探していた、と云う方に出会って頂く事。 そして、その方にとって最初の出会いは一回だけ。
そこをどう大切にするか。
これが、サウンズスキャニングセラピーの原点であり、いつも、変わらない大切なスタンスとなっています。
起きた出来事から未来を先取りして準備を整える
「SoundsScanとは何なのか」をプレゼン資料を用いて分かりやすく説明する会(=現在のセラピー初体験時に行うファーストレクチャー)を聞いていただき、体験セラピーを希望される方を募っていくことから仕組みを変更していきました。
そして、徐々にフルコースで受けていただける方、また、リピーターになっていただける方が増え、ご紹介までいただけるようになり、Sounds Scan(機器自体)の購入希望の方まで、現れた時は、スタッフ一同、びっくり致しました。
そこからは、ご購入者様のことも視野に入れて、仕組みやオペレーションルームのホスピタリティ、オペレーターの教育を強化させていきました。
そんな、ある日、港区のエコプラザの館長の目に留まり、シニア向け・ビジネスパーソン向けのサウンズスキャン体験企画のオファーを頂く機会があり、突然の話で訳も分からないまま、引き受け、サロンへご友人を連れていきたいというような申出やご購入見積もりの依頼など頂き、大きな可能性を感じることができるようになっていました。
そして、Sounds Scanをご購入者された方へのレクチャーや納品をセレモニーと捉え、やや厳かに新品の靴下と手袋を持参して、フォーマルでお伺いをさせていただくなど、起きた出来事に対して、未来を先取りして準備を整えてきました。
サロンに通われているお客様からのご提案で、年に何回も来ていただける仕組みとして、年間パスポートも誕生するなど、お客様からのアドバイスという応援もいただけるようになったことは感謝でしかありません。
そして、ホスピタリティの向上には、特に力を入れてきました。
上質な空間にこだわり、オペレーションルームの清掃には、とても力を入れています。毎日の掃除は勿論、お客様がお帰りになられたあとは、手を触れられた場所は全て拭き、リクライニングシートのリモコンやモニターについた指紋も一つも残らないよう掃除をしたり、観葉植物の「元気管理」にも気を配るようオペレーターを指導するなど、単に清潔にする掃除から、感動していただく掃除へと努力をしてきました。
その他、空気清浄、上質なアロマ、くつろげる椅子やスリッパ、着替えやお茶にも予算を掛けていきました。3年が経過する頃には、熱々のおしぼりの導入やSounds Scanのスキャン結果に合わせて、お客様の現在のお体の状態にあう、アフターティーをお出しするなど、快適な空間のために、さらなる経費を使うようになりました。
そして、この頃からオペレーションルームの予約が取りづらい状況が生まれるようになり、初期からお越しいただいているお客様にご迷惑をお掛けすることが多くなり、スタッフと二人で菓子折をもって、お客様のお宅やオフィスへお詫びをして回っていました。
その時のお客様の反応は、怒るどころか、サウンズスキャニングセラピーの繁栄をとても喜んで下さり、よりお客様との絆が深まることとなりました。今でも、最優先で大切にご対応をさせて、いただいております。
ご愛顧いただいているお客様がいて今がある、その感謝を忘れてはいけないと心に刻んだエピソードです。
波動でつながる社会を目指して
おかげさまで、サウンズスキャニングセラピーも8年目を迎えることができました。これまでの間、足を運んでいただけるお客様の数に合わせて、3回のオペレーションルームの引越し、現在は乃木坂駅から徒歩1分の路面サロンを構えることができるようになりました。また、2016年から、仙台へも拠点を構えるために、毎月、インキュベーション施設を借りてのイベントからスタートし、一人二人とお客様が増え、2018年9月には、仙台のビバリーヒルズと言われる地に、オペレーションルームを構えることができました。
また、ホスピタリティのレベルアップのために、1年がかりで、サウンズスキャニングセラピーオリジナルの「Sounds Scanマニュアル」も策定し、より沢山の方々に、Sounds Scanの素晴らしさを体感していただける環境のクリエイトを進めています。
これまで、医療、健康産業、芸能など、各界のV.I.P.まで、幅広い属性の方々、2,500人以上の方にサロンをご利用いただいております。特に専門家の方におかれましては、利用専門領域に踏み込まない、オペレーティングの効果もあり、医師、柔道整復師、整体師、漢方医、スポーツトレーナー、心理や理学療法士様など、専門の方にも多くご利用・機器のご購入していただく機会が加速しております。
また、「音と周波数の世界を広げるラボ」をコンセプトに、Sounds Scanのご購入者様向けに、弊社で培ってきたオペレーターノウハウを伝授するオペレーターズスクールを2015年6月よりスタートし、現在、9期生を迎え36名の方々にご参加いただいており、波動社会への輪が広がってきています。
ここまで成長できたのも、一般的に普及をしていない波動機「Sounds Scan」という可能性を信じて、サロンのご利用・ご購入を頂くお客様がいらっしゃるからこそと心から感謝をしております。
直感でスタートした、サウンズキャニングセラピー。
想い描くビジョンは
「次世代の健康管理の新基準「Sounds Scan」で新習慣のポピュラリティを目指す」
ことです。
一家に一台、体重計がある様に、一家に一台「Sounds Scan」がある生活。
そんな、想いの種が芽生えたのは、スタートして半年が過ぎた頃に、ガイア都市創造塾の恩師であり、日本のコミュニティビジネスの第一人者である風見正三先生に、オペレーション体験をして頂いた時に、言われた一言にあります。
サウンズスキャニングセラピーは、社会事業になる」
スタイリスト時代も、御縁がある方に喜んで頂けていると云う自負は有りましたが、「社会のためにもなる」と云うインスピレーションには、本当に稲妻が走ったかの様でした。
創設時に有った『根拠の無い自信』が『確信』となるきっかけでも有りました。そのインスピレーションからドライブがかかったのを鮮明に覚えています。
サウンズスキャニングセラピーは、私が潜在的に求めていた思いが呼び起こした事でも有るのだと思えました。
全ての人の愛する我が子やその愛する人、そして、その周りの大切な方々が、心身共に健康で、幸せでいて欲しいと願い合う波動で繋がる社会、そんな社会をSounds Scan の普及、そして波動の法則から、伝え広げて行く事を目指して、サウンズスキャニングセラピーはこれからも歩み続けます。
一般社団法人サウンズスキャニングセラピー
代表理事